なでしこ躍動の「影のMVP」 食卓を囲む笑顔の選手たち…専属シェフが語るなでしこ戦士を労わる思い「寒い思いをしているので…」

なでしこジャパンを支える専属シェフに反響【写真:ロイター】
なでしこジャパンを支える専属シェフに反響【写真:ロイター】

専属シェフとして同行している西氏に注目

 オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)を戦うなでしこジャパン(日本女子代表)に専属シェフとして同行している西芳照氏に注目が集まっている。

 なでしこジャパンはグループリーグを3戦全勝で首位通過。決勝トーナメント1回戦ではノルウェー相手に3-1で勝利し、ベスト8まで駒を進めた。8月11日には準々決勝でFIFAランキング3位の強豪スウェーデンと対戦する。

 決勝トーナメントでアメリカを破ったスウェーデンには警戒が必要だが、そのなでしこたちの活力となる要素の1つが“食事”だ。2004年から昨年のカタールW杯まで男子日本代表の専属シェフを務めていた西氏が、今大会ではなでしこジャパンの胃袋を支えている。

 JFA(日本サッカー協会)の公式YouTubeチャンネルでは、「なでしこに帯同中の西シェフの思い!」と添えて西氏のコメントを紹介。料理を作りつつ、なでしこを支える自身の思いを語っている。

「身体を温めて。練習で寒い思いをしているので。食事会場くらいは温かい雰囲気を出すようにしている。食欲がわくような料理、勝利につながるような料理を引き続き出していきます」

 この思いにはファンも「ほんと日本代表に必要なお方」「影のMVPですね」「私も食べたい」「決勝までお願いします」と温かい声を送っていた。

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