女子W杯、なでしこジャパンが国内平均視聴者数で快挙 ノルウェー戦で672万人、前回大会のどの試合よりも多い結果に

2011年以来の世界女王を目指すなでしこジャパン【写真:ロイター】
2011年以来の世界女王を目指すなでしこジャパン【写真:ロイター】

672万人視聴の数値は19年フランス大会のどの試合よりも多い

 なでしこジャパン(日本女子代表)はオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップで2大会ぶりにベスト8に進出した。強豪スペインやノルウェーを撃破する快進撃を見せる日本への注目度は日に日に高まっている。

「FIFA Media」公式X(ツイッター)によると、3-1で勝利した8月5日のノルウェー戦の日本国内での平均視聴者数は672万人だったという。これは今大会の日本戦の最多視聴者数となった。

 上記人数は今大会2番目に多かったグループリーグ第3戦のスペイン戦(4-0)の2倍以上の数字であり、前回の2019年フランス大会のどの試合よりも多かったという。日本との時差が小さいオーストラリアとニュージーランドでの共催ということも視聴者数の増加を後押しとなっていそうだ。

 今大会は放映権料の高騰などを受け、開幕直前まで日本国内でのテレビ中継局が決まらない問題に直面していた。最終的にはNHKでの放送が決まったが、女子サッカーの人気を危惧する声も挙がっていた。

 不安が取り巻くなかで開幕を迎えた今大会だったが、蓋を開けてみれば日本は戦前の予想を覆す快進撃を見せている。2011年ドイツ大会以来となる王座奪還に向かうなでしこたちの活躍が、多くの人の関心を呼び集めている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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