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メッシ、“バルセロナ退団”の予兆か… 父親がPSGのクライファートSDと会合
PSGはビッグネーム獲得に天文学的な資金を投下する姿勢を見せる
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの周辺に不穏な空気が流れ始めている。フランスのラジオ局「RTL」が、メッシの父ホルヘ氏とパリ・サンジェルマン(PSG)のパトリック・クライファートSDが会合を持ったと報じている。
同局によると、ホルヘ氏とクライファートSDは2018年6月までとなっているバルセロナとメッシの契約について話し合ったとしている。メッシとバルセロナの契約延長は進展しておらず、PSGはメッシなどビッグネームの獲得に天文学的な資金を投下することに躊躇しない姿勢をかねてから見せていた。
メッシとホルヘ氏は、スペインで2007年から2009年にかけて、肖像権の収入に対する所得税5億円以上を脱税した疑いでスペインの税務当局に告発された。南米選手権に向けたアルゼンチン代表活動中にバルセロナの裁判所から出廷命令を受け、ヨーロッパとの往復を強いられるなどしたことに対し、メッシがスペインを後にする意向があるという現地メディアの報道も根強い。
バルセロナはメッシとの契約延長が進まない現状に不安を覚えているともされる。世界最高の選手との呼び声も高いメッシは、オイルマネーで潤うPSGに移籍することになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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