「J1空中戦数ランキングTOP20」 1位は元日本代表の… DF最高位は仙台の壁、柏の注目株も

【関連】J1リーグ「項目別データランキング」

 ▼選手編

[パス数TOP20]  [クロス数TOP20]  [ドリブル数TOP20]  [空中戦数TOP20]  [タックル数TOP20]  [失点誘発ミス数TOP20]   [ペナルティーエリアへのパス数TOP20]  [守備チャレンジ数TOP20]  [ゴール関与数TOP20]

▼チーム編

[ボールポゼッション率]

 

空中戦数が600回超えと突出していた上位の2人

 今季のJ1リーグ戦が終了したなか、「Instat」社のデータを基に「空中戦数ランキングTOP20」を発表する。

 今季、最もエアバトルを繰り広げたのは鳥栖の元日本代表FW豊田陽平だ。2位のウェリントン(福岡)より90回も多く、断トツの数字を残している。J1・5年連続の15得点まであと2ゴール足りなかったものの、攻撃の軸として安定した働きを披露し、その存在が一つの戦術となっていた。

 トップ2が600回台を叩き出して突出しているなか、3位以下は団子状態。クラブ史上初のJ2降格という憂き目に遭った名古屋から、シモビッチが3位に入った。199センチの長身を生かした競り合いは迫力十分で、今季11ゴールと一定の数字は残している。

 トップ10では外国籍選手が多いなか、4位にFC東京の前田遼一が食い込んだ。また9位は仙台の渡部博文でDF最高位となっており、成功率「73%」はトップ20内で最も高い。“仙台の壁”として、多くの場面で制空権を握ったと言えるだろう。

 注目の若手は、リオデジャネイロ五輪世代で現在20歳の中谷進之介だ。惜しくも五輪メンバーから落選したが、バックアップメンバーとしてチームに帯同した逸材で、昨季の3試合出場から今季は31試合出場と飛躍。184センチと一定のサイズもあり、柏の最終ラインで存在感を示した。

※「Instat」社は、世界中のプロリーグの試合をカバーし、毎週1000試合以上のデータを生成。各選手のパフォーマンスを独自の基準で算出している。

 

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