「J1パス数ランキングTOP20」 1位は円熟のベテラン、浦和勢が追随…今季10番を背負う若手2人も

 

【関連】J1リーグ「項目別データランキング」

 ▼選手編

[パス数TOP20]  [クロス数TOP20]  [ドリブル数TOP20]  [空中戦数TOP20]  [タックル数TOP20]  [失点誘発ミス数TOP20]   [ペナルティーエリアへのパス数TOP20]  [ゴール関与数TOP20] 

▼チーム編

[ボールポゼッション率]

 

上位20人の中で最高のパス成功率を誇ったのは、広島が誇る“ドクトル”

 今季のJ1リーグ戦が終了したなか、「Instat」社のデータを基に「パス数ランキングTOP20」を発表する。1位は攻撃サッカーを展開する川崎の大黒柱であり、希代のプレーメーカーである中村憲剛。一人3000本台に到達しており、攻撃の軸としていかに起点となっていたかがデータからも浮かび上がる。

 2位と3位にランクインしたのは、浦和のボランチコンビ、阿部勇樹と柏木陽介。この2人こそ、セカンドステージ優勝と年間勝ち点1位の座を勝ち取る原動力だった。今季Jリーグ初挑戦の新顔で唯一割って入ったのは、6位のエドゥアルド・ネット(川崎)。シーズン当初こそフィットしなかったが、中盤戦以降は存在感を高めて、今や不可欠な存在となっている。

 リーグ屈指のボール奪取力を誇るレオ・シルバ(新潟)と今野泰幸(G大阪)は、ともにパスの出し手としても機能。今季から川崎初の日本人10番背負う大島僚太(川崎)はリオデジャネイロ五輪で不在の期間がありながら8位と高い数字を誇る。一方、本山雅志からナンバー10を引き継いだ柴崎岳(鹿島)は20位に滑り込んだ。

 なお、パス数上位20人の中でパス成功率を見ると、「ドクトル」(ドイツ語で博士)の異名を持つ広島の森崎和幸が最高で、実に96%の精密さを誇る。2位は95%の千葉和彦(広島)、3位タイで92%の阿部、ネット、大島が続く。

※「Instat」社は、世界中のプロリーグの試合をカバーし、毎週1000試合以上のデータを生成。各選手のパフォーマンスを独自の基準で算出している。

 

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