伝説のオーバーヘッド弾再現ならず… レスター岡崎はミドルスブラ戦で不発もチームは2−2ドロー

後半 ATのPKで薄氷の同点劇

 ラニエリ監督はヴァーディとマフレズに代えてFWスリマニ、MFムサの投入を決断。そして同24分にはスリマニ、ムサがつないだボールを岡崎がフィニッシュまで持ち込むなど、岡崎はどの組み合わせでも機能する万能性を見せた。

 しかし、レスターは同26分、最終ラインがオフサイドトラップをかけ損なうと、ネグレドにこの日2点目を許し、1-2と再びリードを許した。岡崎は同31分にFWグレイと交代した。この日も持ち前のハードワークと鮮烈なバイシクルキックで本拠地キング・パワースタジアムを沸かせたものの、今季リーグ2点目は遠かった。

 レスターの敗色濃厚と見られた後半アディショナルタイム、主将のDFモーガンが強引な突破からペナルティーエリア内で倒され、この日2本目のPKを獲得。これをスリマニが決めて辛うじて2-2のドローに持ち込み、勝ち点1を確保した。

 決勝トーナメント進出を決めたCLとは対照的に、レスターはプレミアリーグでは依然として苦しい残留争いに巻き込まれている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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