伝説のオーバーヘッド弾再現ならず… レスター岡崎はミドルスブラ戦で不発もチームは2−2ドロー

先発出場の岡崎は存在感を見せたものの後半31分に途中交代

 レスターの日本代表FW岡崎慎司はプレミアリーグ第13節の本拠地ミドルスブラ戦で先発出場した。惜しいオーバーヘッドシュートを放つなど存在感を見せたものの、得点に絡めず後半31分に途中交代。チームは後半アディショナルタイムに劇的なPK弾で追いつき、2-2ドローに終わっている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5戦クラブ・ブルージュ戦で、同大会自身初のゴールをマークした岡崎は、この日もスタメンで登場。FWヴァーディとの2トップでピッチに送り出された。

 試合は前半13分、ミドルスブラが大きな展開から左サイドを攻略する。グラウンダーのラストパスを元スペイン代表ネグレドがフィニッシュ。レスターは0-1といきなりビハインドを背負う展開となった。そのなかで岡崎が魅せた。

 前半29分にMFマフレズのドリブル突破からのクロスを、オーバーヘッドキックで合わせる。昨季終盤戦の3月14日のニューカッスル戦で全世界にその名を轟かせたスーパーゴールを想起させる強烈な一撃だったが、クロスバーを直撃。惜しくもゴールはならなかった。

 勢いをつかんだレスターは、3分後にセットプレーから相手のハンドを誘いPKを獲得。これをマフレズがゴール右へ決め、1-1の同点に追いついた。同42分には岡崎がゴール前でフリーになったヴァーディにラストパスを通したものの、エースは決めきれず前半を終えた。

 

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