河北華夏のアルゼンチン代表ラベッシが欧州復帰か ニースで“悪童”と“稲妻”の強力2トップ結成も

今夏にバロテッリが加わったニースが、さらに強化するべく獲得に乗り出す

 今年2月に中国の河北華夏へ移籍したアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシに、ヨーロッパ復帰の可能性が浮上している。フランス紙「レキップ」が報じた。

 昨季、フランスのパリ・サンジェルマンでプレーしていたラベッシは、春に開幕する中国リーグ戦に向けて移籍を決断。同紙はその年俸を1500万ユーロ(約17億円)と報じたが、チャイナマネーによる巨額年俸での移籍となっていた。

 しかし、そのラベッシをヨーロッパに買い戻そうとしているクラブがあるという。それが、今夏の移籍市場閉幕直前に元イタリア代表FWマリオ・バロテッリを獲得したフランスのニースだ。

 ニースは今夏にアメリカの投資会社と中国企業による合同グループに株式80%を売却しているため、資金的に余裕があるという。そこで、現在2位のモナコに勝ち点3差で首位のチームをさらに強化するべく、ラベッシの獲得に乗り出そうとしている模様だ。

 今夏の南米選手権では準決勝でピッチ脇の看板に足を引っ掛けて転倒し、骨折するという大きな不運にも見舞われたが、「エル・ポチョ(稲妻)」の異名を取るその能力は今も健在。悪童と稲妻の強力2トップ結成で、1958-59シーズン以来のリーグ制覇に加速していくことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング