「ブラボー! よく分かっているね」 ミラン監督、本田の去就話に「まだ早すぎる」も…残留明言せず

モンテッラ監督は選手去就の質問を時期尚早としつつも、本田ら放出の可能性は否定せず

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、ベンチ要員と化している日本代表FW本田圭佑の移籍話に関する質問に対して「まだ早すぎる」と語ったものの、その可能性を否定しなかった。26日に敵地エンポリ戦を控えるモンテッラ監督は、記者会見でいきなり選手の去就問題についての質問が浴びせられた。

 コロンビア代表FWカルロス・バッカの去就問題に続き、「本田やルイス・アドリアーノの移籍について質問するのはまだ早いか?」と質問された。

 指揮官は「ブラボー! よく分かっているね。全てまだ早すぎる」とコメント。監督は時期尚早としながらも、ベンチを温める元ブラジル代表のストライカーとともに「背番号10」の残留を明言せず。来年1月の移籍市場で放出する可能性を否定しなかった。

 来年1月に再開する移籍市場は迫っている。本田は来年6月で3年契約が契約満了となるが、契約延長交渉はまだ行われていない。背番号10は昨季1得点3アシスト。今季は先発出場1試合でプレー時間は合計81分。限られた出場時間で結果を出せず、モンテッラ監督の信頼を失ってしまった。

 中国リーグへの移籍話がイタリアでも報じられるなか、苦境の本田は1月に新天地を見つけることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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