「PSGが日本で愕然」 C大阪のフランス王者撃破に海外衝撃、欧州クラブの苦杯「誰もが予想外」

C大阪のPSG撃破に海外衝撃【写真:徳原隆元】
C大阪のPSG撃破に海外衝撃【写真:徳原隆元】

PSGに3-2勝利、C大阪の健闘ぶりに海外メディア脚光

 J1セレッソ大阪は7月28日、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)との親善試合で3-2と競り勝ち、昨季リーグ・アンで11度目の優勝を飾ったフランス王者に引導を渡した。センセーショナルな結果は海外メディア上でも「誰もが予想外」と驚きを持って伝えられている。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 C大阪は前半17分に先制を許したものの、その5分後に意地を見せる。相手の連係ミスで処理し損なったこぼれ球を拾ったMFジョルディ・クルークスがドリブルでペナルティーエリア内まで進出。そのまま得意の左足で正確なシュートを流し込んで1-1の同点に追い付いた。

 後半立ち上がりの4分、FWヒューゴ・エキティケの華麗なヒールパスを受けたMFヴィティーニャに勝ち越しゴールを許すも、ここからC大阪が奮起。まずは後半23分、J2藤枝MYFCから加入したばかりのFW渡邉りょうからのクロスからFW北野颯太が同点弾を叩き込む。

 さらに同33分、前線からのプレスでボールを奪ったなか、ゴール正面でパスを受けたMF香川真司が右足インフロントで巻き込むミドルで決勝ゴール。試合はこのまま終了し、現在J1リーグで5位に付けるC大阪がフランスの強豪を3-2で撃破した。

 ブラジル代表FWネイマールをベンチに置いたPSGが本調子ではなかったとはいえ、この結果に海外メディアも注目。アルゼンチン放送局「DIRECTV Sports」は「PSGが日本で愕然、セレッソ大阪との親善試合で敗北」と見出しを打ち、詳細をレポートしている。

 また、ポーランドスポーツチャンネル「polsatsport」でも「PSGの試合でのセンセーション! こんなことは誰もが予想外だっただろう」との見出しとともに「フランスチームには喜ぶ暇はなかった」と苦戦ぶりが伝えられるなど、C大阪勝利の反響が広がっていた。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング