19歳の俊英FWが獲得に興味を示すマンUにNO! 「出場時間の保証がないならヘンクに残る」
ベルギーで輝きを放つベイリーが名門を牽制 「プレミアでのプレーを夢見てきたけど…」
19歳でベルギーのKRCへンクのレギュラーを張るジャマイカ人FWレオン・ベイリーは、名門マンチェスター・ユナイテッドが興味を示していると言われる期待の逸材だ。将来を嘱望される若手の1人だが、本人は出場機会のないクラブに移籍つもりは毛頭ないようだ。「マン・ユナイテッドが僕に(出場)時間の保証がないならヘンクに残る」と宣言。世界屈指の名門にノーを突きつけた。ベルギー紙「ヘット・ラートステ・ニュース」のインタビューで明かしたもの。
ベイリーは左利きで、ドリブルと精度の高いキックでチャンスを演出するサイドアタッカー。クラブではセットプレーのキッカーも務めている。両サイドでプレー可能な19歳は、今季リーグ戦18試合で6得点を決めている。U-23ジャマイカ代表に飛び級で招集された経験を持つが、ベルギー代表の資格も有しているという。
ユナイテッドはこの伸び盛りの若者に目をつけているようで、すでにスカウトを派遣しているとも伝えられている。フランス代表MFポール・ポグバら大型補強を敢行する一方で、逸材の発掘にも余念がないようだ。
しかし、当のベイリーは国外からスター選手をかき集め、若手にチャンスが与えられないようなクラブは、たとえ名門ユナイテッドといえども興味はなさそうだ。「プレミアリーグでのプレーを常に夢見てきた。でも、マン・ユナイテッドが僕に時間の保証をしてくれないのであれば、僕はヘンクに残る」と、移籍の条件にレギュラーポジションの確約を要求している。
page1 page2