左足にC・ロナウド&マラドーナ氏のタトゥー アルゼンチン女子選手が彫ったスター2人の理由「私のアイドル」

アルゼンチン女子代表のヤミラ・ロドリゲス【写真:ロイター】
アルゼンチン女子代表のヤミラ・ロドリゲス【写真:ロイター】

FIFAのインタビューでアルゼンチン女子代表FWロドリゲスが告白

 アルゼンチン女子代表(FIFAランキング28位)FWヤミラ・ロドリゲスのタトゥー柄に注目が集まっている。オーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)で戦うロドリゲスは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏のタトゥーを左足に施し、その理由を国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューで明かした。

 アルゼンチンは7月23日にW杯初戦でイタリア女子代表(FIFAランキング16位)と対戦し、0-1で敗戦。勝ち点を得ることができず、現時点ではグループGの4位に沈んでいる。ロドリゲスは後半途中からピッチに立ったが、ノーゴールに終わった。

 前回のフランス女子W杯でも、左足のロナウドとマラドーナ氏のタトゥー話題となったロドリゲス。母国の英雄とともに、現在も活躍する同胞リオネル・メッシではなくロナウドを彫った理由を、FIFA公式のインタビューで明かした。

「みんな『なぜメッシじゃなくてロナウド?』と聞いてきます」とロドリゲスは質問に答える。「私は彼がとても好き。人としても選手としても。彼はいつもインスピレーションを与えてくれて、日々自分自身を凌駕しています。彼は私のアイドルであり、ただそれだけです」と尊敬するロナウドへの愛を述べた。

 ロドリゲスは「良いことも悪いことも含めて私は彼からたくさんのことを学びました」と活躍するロナウドを見て、自身の成長の糧にしてきたという。「それが私の人生に生かされています。彼はいつも私のためにそこにいてくれました。私の左足にはベスト2(マラドーナ氏、ロナウド)があるんです」と2人の“アイドル”とともに、W杯を戦う理由を説明している。

 初戦は悔しい敗戦となったアルゼンチン。FIFAランキングでは3位と格上のスウェーデン女子代表も同グループだ。ロナウド、マラドーナ氏と異国のスター2人を左足に携えたロドリゲスは、今後の試合でどんなプレーを見せてくれるだろうか。

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