デュッセルドルフ公式SNSが公開

　ドイツ2部デュッセルドルフが公式SNSを更新。日本代表MF田中碧が見せた奇跡の“ショット”を公開している。

　2022年のカタール・ワールドカップ（W杯）で日本代表メンバー26人入りを果たし、グループリーグ第3戦のスペイン代表戦（2-1）では決勝ゴールをマークした田中。3月シリーズにも招集され、森保一監督が率いる第2次体制の初陣となったウルグアイ戦（1-1）で後半途中から出場していた。

　4月9日のブンデスリーガ2部のリーグ第27節ビーレフェルト戦（2-2）に先発出場したなか、後半30分に緊急交代。チームドクターと放射線医学パートナーRADIOSによる検査の結果、右膝の内側靭帯断裂と診断され、長期離脱が発表されていた。

　そんななか、チームのプレシーズンキャンプに参加している田中。練習の合間にチームメイトとビリヤードを楽しんだようで、クラブの公式ツイッターでは「奇跡のワンショット」　と、完璧に仕留めた様子が公開されている。だが、投稿には続きがあり、「この動画を見て、勝ったのは碧だと思うかもしれませんが、碧は最後の8ボールだけを残して『マッサージの時間だから、チャオ』と言って途中でフィジオのところへ行ったので、結果はノーコンテスト　流石のストイックさです…」と、田中のまさかの行動に感心していた。

　ファンからも「さすがすぎ」「帰っちゃったのね」「自由すぎる」「こんなに喜んでいても身体のメンテが優先なのはさすが」「天才だけどチャオしちゃったの非常に碧らしい」と、反響が寄せられた。またビリヤードのショットを「サッカーのパスみたい」と称える声もあった。