久保建英のペルー代表ユニ落とした行為、現地識者が激怒 「スポーツマンシップに反する」
ペルー代表選手と交換したユニフォームをピッチへ落とした場面が波紋
スペイン1部レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英が、6月20日のペルー代表戦(4-1)後に相手選手と交換したユニフォームをピッチへ落とした行為を謝罪。この一連の流れを受けて、現地識者が久保の振る舞いを問題視し「スポーツマンシップに反する行為だと憤慨した」とペルーメディアが伝えている。
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久保はパナソニックスタジアム吹田で行われたキリンチャレンジカップのペルー戦で後半26分から途中出場。試合後、相手DFアレクサンデル・カジェンスとユニフォーム交換したのち、タッチライン外のピッチ上へカジェンスのユニフォームを落下させてしまう場面が中継映像で収められていた。
SNS上でこのシーンが拡散したなか、久保自身がインスタグラムのストーリーで謝罪文を掲載。「シャツをそこに残すつもりはなかった。足首の怪我に気を配っていて、手に持っていることをすっかり忘れていました。気分を悪くしたペルーの人々に申し訳ない。意図したことではなかったのですが、細かい部分を見落としていました」と綴った。
久保の振る舞いに対し一部ペルーファンから非難の声が上がるなど現地で物議となったなか、ペルー人ジャーナリストのペドロ・ガルシア氏も同調。現地メディア「trome」は「ジャーナリストのペドロ・ガルシアはスポーツマンシップに反する行為だと憤慨した」と伝え、スポーツ番組内での発言内容にも触れている。
ガルシア氏は「私にとっては逸話的な事実ではなく、旗を投げたりするようなものだ。こんなことは見たことがない」とその行為を問題視。久保自身は故意ではなかったことを釈明したものの、印象的には決して快いものではなかっただけに波紋を広げていた。