ミランの“中国マネー補強”第1弾にビジャレアルDFが浮上 最大35億円の移籍金を提示か

今夏も狙ったCBムサッキオの獲得に動くと、伊紙が報じる

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、今冬の移籍市場から本格的に株式99%以上を取得する見込みの中国企業による資金が投下されるが、その“チャイナマネー補強”の第1弾が、ビジャレアルのDFマテオ・ムサッキオになる可能性が高まったという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。

 ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、すでに今夏の移籍市場の時点でムサッキオの獲得を望んでいたが、中国サイドへの株式売却の正式な手続きが完了されず、資金的に手が届かなかった。しかし、冬の移籍市場に向けてその問題は解決される。

 同紙によるとミランはビジャレアルに対して2500万ユーロ(約29億円)から3000万ユーロ(約35億円)の移籍金を提示し、交渉をまとめる見込みだという。

 ミランのセンターバックは、昨季にローマから獲得したイタリアの若手で期待のDFアレッシオ・ロマニョーリが軸になりつつあるが、今季にアタランタからレンタルバックのDFガブリエル・パレッタと新加入のDFグスタボ・ゴメスは不必要なカードによる退場処分を受けるなど、やや安定感を欠いている。

 

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