メッシ移籍報道はマルカ紙による復讐? バルサ寄りの地元紙が舞台裏を暴露

「スポルト」紙はメッシとの契約延長交渉が来年1月にスタートと報じる

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2018年6月に契約満了となるなか、スペインメディアはメッシが契約延長を拒否し、移籍を検討していると報じたばかりだが、メッシ移籍話を報じた地元紙がバルサへの復讐心からエースの離脱話をでっち上げた可能性が浮上している。スペイン地元紙「スポルト」が、「マルカのメッシの契約報道は復讐の行動だ」と報じている。

 マドリードに拠点を置くスポーツ紙「マルカ」は、メッシ移籍報道を一面で報じた。「リオネル・メッシは月曜日に『マルカ』の表紙になった。バルセロナの契約延長を拒否しているという内容は世界の注目を集めている」と、「スポルト」紙は報じている。

 バルセロナに拠点を置く「スポルト」紙は現在、バルサが主力選手の契約延長交渉を進めており、メッシとの交渉も来年1月にスタートするとレポート。「マルカ」による退団報道と完全に対立しているが、「スポルト」紙はエースの離脱報道の理由を「バルサへの“リベンジ”だ」と報じている。

「マルカの一面は、10月25日に行われた新聞社の受賞式典への出席を拒否したバルセロナへのリベンジだとクラブは理解している。クラブは招待を拒否した。理由はいろいろあるが、バレンシアのサポーターに攻撃されたバルセロナを批判したリーガ会長のハビエル・テバスが、フェアプレー賞を与えたことにある。バルセロナとテバスの関係は崩壊した。受賞式への参加拒否が最初のアクションとなった」

 

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