「冗談だろ?」 メッシ3人包囲網で“衝撃タッチ”、代表戦の圧巻技に驚き「タックルでも阻止不可」

アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:ロイター】
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ【写真:ロイター】

オーストラリアとの親善試合でメッシ躍動、3人翻弄の華麗な足技が話題に

 アルゼンチン代表は6月15日、中国で行われたオーストラリアとの国際親善試合で2-0と勝利した。エースFWリオネル・メッシは開始早々に先制ゴールを決めるなど躍動したなか、相手3人に囲まれながらも見事な突破を披露したドリブルシーンが話題に。母国メディア上では「タックルでも止められない」と驚きを持って伝えられている。

 昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)覇者アルゼンチンは、同大会後初となる海外での国際試合を中国の北京工人体育場で実施。エースのメッシをはじめ、FWアンヘル・ディ・マリア、MFアレクシス・マック・アリスター、GKエミリアーノ・マルティネスなどW杯メンバーがスタメンに名を連ねた。

 試合は前半2分、メッシの一撃でいきなりアルゼンチンが先制。ゴール正面でパスを受けると、ペナルティアーク付近から放たれた左足シュートがゴール左へと突き刺さった。上手くコントロールされた得点は、メッシにとって代表で7試合連続のゴールとなり、キャリア最速のゴール(データ分析会社「オプタ」参照)となった。

 1点をリードしたアルゼンチンは後半にもDFヘルマン・ペッセッラが加点し、2-0で勝利。メッシは先制点以外でもスタジアムを沸かせ、なかでも話題を呼んだのが後半33分のワンシーンだった。ハーフウェーライン手前で味方からパスを受けたメッシは、対峙した相手から強引なタックルに遭いながらも突破に成功する。

 さらに、そこへ加勢したもう1人を華麗な足技でかわし、細やかなボールタッチを繰り出しながら3人目を突破して、左サイドのオープンスペースで待ち構えていたFWアレハンドロ・ガルナチョへパスを供給。天才的なテクニックから守備網を見事に突破してみせたプレーに会場からは大歓声が起こった。

 観る者を驚嘆させたこのプレーは大きな反響を呼び、アルゼンチン紙「OLE」は「メッシがオーストラリア人3人組を相手に見せた超絶技巧:タックルでも阻止不可」と驚きを持って伝えれば、SNS上では海外ファンから「冗談だろ?」「マジック」といった驚きの声が続々。35歳になっても衰えないメッシの“圧巻テクニック”に熱視線が注がれていた。

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