現有戦力での巻き返しを見据えるフランス人指揮官

　アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が来年1月の移籍市場で積極的な補強に動く予定がないことを明らかにした。英地元紙「ザ・サン」が報じている。

　現在12名もの離脱メンバーを抱えているフランス人指揮官であるが、今冬の移籍市場では積極的な参戦を控える姿勢を示している。

「私たちは今、人員不足にある。しかし、1月にはほぼ全員の選手が戻ってくるだろう。次の移籍市場では1人だけ補強しようかと考えているが、それで終わりだよ。今シーズンは5人ものトッププレイヤーを獲得することができた。本当に素晴らしい補強を成し遂げることができたと思っているからね」

　今季はリーグ戦13試合を消化した段階で6位。すでに首位チェルシーには勝ち点13差をつけられている。得意としていたスタートダッシュに失敗しており、例年“尻すぼみ路線”を行くガナーズにとって、序盤での低迷は手痛い。挽回のための補強を期待されているが、フランス人の名将は現戦力での巻き返しに自信を示している。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images