アーセナル、“122億円”カイセド獲得レースで1歩リード? 母国メディア報道…個人的な条件で合意か

ブライトンで活躍するモイセス・カイセド【写真:Getty Images】
ブライトンで活躍するモイセス・カイセド【写真:Getty Images】

第2候補はチェルシーは最も高額なオファー

 イングランド1部ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドは今夏の移籍が確実視されている。イングランドのトップクラブからの関心が伝えられているなか、今季プレミアリーグで2位のアーセナルが獲得レースをリードしているようだ。

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 昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場するなど充実のシーズンを過ごしたカイセド。今年冬の移籍市場でもアーセナルとチェルシーが獲得に動き、本人も移籍希望を明らかにしていたが、最終的にはブライトンに残ってシーズンを戦い抜いた。

 それでも今夏の移籍は確実視されているのはカイセド自身がステップアップを臨んでいるからだ。エクアドルメディア「TERADEPORTES」によれば、カイセドはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を夢見ており、CL出場権を持つアーセナルが最有力候補となっているという。個人的な条件ではすでに合意に達しているとも伝えられている。

 しかし、カイセドの獲得で最も高額なオファーを提示するのはアーセナルではなく、チェルシーになるという。今季12位と低迷したことでCL出場権を持たないため、あくまで第2候補とはなりそうだが、交渉の席にはつくことになりそうだ。

 ロンドン2クラブの他にもユルゲン・クロップ監督率いるリバプールもカイセドに関心を持っているクラブの1つだ。しかし、リバプールは7000万ポンド(約122億円)以上とも言われるカイセドの移籍金を支払う余裕がないこともあり、カイセドの移籍先としての優先順位は低いという。

 人気銘柄となり争奪戦必至のカイセド獲得レースだが、ポールポジションにつけているのはスイス代表MFグラニト・ジャカの退団によって中盤の強化が急務と見られるアーセナルのようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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