古橋亨梧、今夏トッテナム移籍浮上? 来季システムを英予想「ケインに代わるオプション」
セルティックのポステコグルー監督就任が浮上、“教え子”古橋も引き抜きか
イングランド1部トッテナムは、今シーズン途中にイタリア人のアントニオ・コンテ監督を解任。その後、クリスティアン・ステッリーニ氏、ライアン・メイソン氏の2人を暫定監督に据えたなか、来季監督候補にスコットランド1部セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督が浮上している。英紙「ザ・サン」は、オーストラリア人監督が率いた場合の布陣を予想した。
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トッテナムは今季途中から新監督探しに出ていたが、前スペイン代表監督のルイス・エンリケ氏や前バイエルン・ミュンヘン監督のユリアン・ナーゲルスマン氏らと交渉が不調に終わったと伝えられている。
そうしたなかで白羽の矢が立ったのがポステコグルー監督だ。横浜F・マリノスの監督を退任し、セルティックをリーグ2連覇に導いたポステコグルー監督は、6月3日のスコティッシュカップ決勝に勝てば、国内3冠を達成。スコットランドメディアは、「来週にもトッテナムがポステコグルー監督の就任を発表する」とも報じている。
ザ・サン紙は、さらに踏み込み、ポステコグルー監督が来季の正式な監督に就任した場合の布陣を予想。セルティックでリーグ戦27得点を挙げてリーグ得点王に輝き、最優秀選手賞などの個人賞を総なめにしている日本代表FW古橋亨梧を引き抜き、来季で契約が満了するイングランド代表FWハリー・ケインに代わるセンターフォワードに据えると見ている。
フランス代表GKウーゴ・ロリスも今夏でクラブを離れることが濃厚ななか、予想布陣のGKにはフレイザー・フォスターが入った。そして、4-3-3の最終ラインは、右からスペイン代表DFペドロ・ポロ、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ、フランス代表DFクレマン・ラングレ、そして左サイドバックにイタリア1部ウディネーゼからの加入が報じられているナイジェリア代表DFデスティニー・ウドジェの名前が入った。
中盤にはデンマーク代表MFピエール=エミール・ホイビュア、イングランド代表MFオリバー・スキップ、ウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールと、今季もチームに所属する選手たちで予想した。
注目の3トップでは、右ウイングにスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキ、左ウイングに韓国代表FWソン・フンミンを並べた。その一方で、センターフォワードにはクラブのキャプテンでありレジェンドであるケインが、ビッグクラブへ移籍すると予想。クラブのアイコンの代わりに名前を連ねたのが古橋だ。
記事では「57歳の監督は、日本代表の古橋亨梧の獲得に動き、古巣になるクラブを襲う可能性がある。28歳のストライカーは、大活躍を見せて、公式戦全体を通じて33得点を記録した。センターフォワードでケインに代わる安価なオプションになれることを証明するかもしれない」と、報じている。
セルティックは、古橋の移籍金最低額を2000万ポンド(約34億円)に設定しているとされるが、移籍金1億ポンド(174億円)とされるケインを売却するのであれば、問題なく古橋の加入には動けるだろう。古橋は先日、セルティックに残留する意思を表明していたが、ポステコグルー監督がトッテナムに連れていきたいと考えた場合は、その選択肢を熟考することになるのではないだろうか。