セルティック古橋亨梧、クラブの“偉大記録”到達へ自信 「2試合あれば達成できると思う」

セルティックでプレーする古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックでプレーする古橋亨梧【写真:ロイター】

チームはシーズン107得点、伝説チーム「リスボン・ライオンズ」の偉大記録に並べるか

 スコットランド1部セルティックは、5月7日のハーツ戦での勝利(2-0)でリーグ2連覇を決めた。ここまでシーズン36試合で107得点を挙げているチームは、クラブの偉大な記録に迫っている。今シーズンのPFAスコットランドのプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手賞)を受賞した日本代表FW古橋亨梧は、その記録に並ぶことに自信を見せている。が報じている。

 1966-67シーズンにセルティックは、ポルトガルの首都リスボンで行われたUEFAチャンピオンズカップ(現UEFAチャンピオンズリーグ)を制した。この時のチームは、「リスボン・ライオンズ」と称され、長い歴史を誇るセルティックでも伝説のチームとして人々の記憶に刻まれている。

 欧州王者となったこの年のセルティックは、リーグ戦で通算111ゴールを記録した。2試合を残している今季のチームには、この記録に並ぶことが期待されている。今季、リーグ戦で25得点を挙げて得点王争いのトップを走る古橋は、スコットランドメディア「Football Scotland」上で「記録に並ぶためには、僕たちはあと4ゴールが必要だ。僕が4点取れるか? それができるかは分からないよ! でも、チームとしては、2試合あれば達成できると思う」と、自信を見せた。

 そして「このクラブには長い歴史があって、リスボン・ライオンズのような偉大なチームが、多くのことを達成してきた。あのようなチームがあったことが、今のチームがある理由で、僕たちが今日ここにいる理由だと思う。スタジアムの周りの壁には写真が飾られていて、彼らが作った偉大な歴史の話が聞こえてくる。いつの日か、僕の写真もあのように飾られるようになれば光栄だ。でも、その前にはやらないといけないことがたくさんある。そこに僕は集中しているよ。記録を達成できればいいけれど、そうした瞬間を味わうためには、練習からしっかり取り組み、試合でその成果を発揮しないといけない」と、気を引き締めた。

 なお、セルティックの1シーズンにおける最多得点記録は1915-16シーズンの116得点となっている。今季リーグ戦ではハイバーニアンとアバディーンとの試合を残しているセルティック。偉大な歴史を刻んだチームにどこまで迫ることができるだろうか。

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