「シティが圧倒的」「夢が終わる」 レアルがCLで屈辱完敗、母国メディアが辛辣評価

レアルがベスト4で敗退【写真:ロイター】
レアルがベスト4で敗退【写真:ロイター】

CL準決勝第2戦でマンCに0-4完敗、大差での敗戦にスペインメディア低評価

 スペイン1部レアル・マドリードは現地時間5月17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でイングランド1部マンチェスター・シティに0-4で敗れ、2試合合計スコア1-5で敗退した。スペインメディアは「デシモキンタ(15回目の優勝)の夢が終わる」と王者の敗北を報じた。

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 本拠地での第1戦を1-1で終えていた“白い巨人”は敵地第2戦でプレミアリーグ王者のシティに圧倒された。ベルギー代表GKティボー・クルトワが再三のビッグセーブを見せるなど奮闘したが、それでもすべての攻撃を防ぎ切ることはできずに前後半にそれぞれ2失点。アタッカー陣は最後まで沈黙した。

 スペイン紙「AS」は「シティが圧倒的で、ハーランドのゴールを必要としなかった。(レアルの)デシモキンタの夢が終わる」と試合結果を報じた。歴代最多14度のCL制覇を誇るレアルだが、その数をさらに増やすことはできなかった。一方的なスコアからも明らかだが、「シティがすべての面で優れていた」と力の差があったことも指摘した。

 同紙の選手採点では守護神のクルトワが最高評価(3~0)の「3」をつけられている一方で、最終ラインの4人全員と途中出場MFマルコ・アセンシオが「1」、それ以外の選手は「0」という厳しい評価になった。

 今季は9シーズンぶりに国王杯を制したものの、ラ・リーガでは宿敵FCバルセロナの後塵を拝し、そしてCL連覇も逃したレアル。常勝軍団にとっては受難のシーズンと言えるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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