横浜FMのストライカー不足は深刻! 期待されたブラジル人FWラフィーニャが契約満了

今季開幕前の1月に右膝前十字靱帯損傷の重症 実戦復帰を果たせないまま退団へ

 横浜F・マリノスは今季公式戦出場がなかったFWラフィーニャとの来季の契約を更新しないと公式に発表した。

 29歳のラフィーニャは2014年シーズン途中に横浜FMに加入し、3シーズン在籍した。J2のザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)時代の活躍が認められ、J1のガンバ大阪へ引き抜かれると、11年にはキャリアハイの11ゴール。韓国・蔚山現代FCでのプレーを経て、14年7月に横浜FMに加入し、エース級の活躍が期待されたものの、度重なる故障で戦線離脱が続いていた。

 今シーズン開幕前の1月に右膝前十字靱帯損傷の重症を負い、全治6~8カ月と診断された。リハビリを続けていたが実戦復帰は果たせず、今季は公式戦出場がなかった。クラブ通算成績は21試合出場6得点。「2年半もの間お世話になりました」とクラブ公式サイトを通じて別れのメッセージを送った。

「常に応援してくれたファン・サポーターの皆さん、チームメート、スタッフとクラブに大変感謝しています。チームのために活躍をしたかったけれど、怪我でピッチを離れている時間がとても長く、あまり貢献できなかったことと、F・マリノスでみんなとタイトルをとることができなかったことが悔しいです」

 ラフィーニャ不在のなか、横浜FMは今季年間順位10位でシーズンを終え、リーグ優勝争いに絡むことはできなかった。「来年は、ぜひ強いF・マリノスを取り戻してタイトルをとれることを願って私も応援したいと思います。今まで本当にありがとうございました」とチームメートへエールを送っている。

 

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