“リベロ”長谷部への称賛止まず フランクフルト監督「マテウスを思い起こさせる」

コバチ監督がドイツの闘将を引き合いに、長谷部を再び称える

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は、リベロ転向によって各方面から様々な称賛の声を集めている。西ドイツ時代に活躍した名手フランツ・ベッケンバウアーや「日本のアイコン(象徴)」と絶賛する声が多く聞かれるなか、ニコ・コバチ監督が「ローター・マテウスを思い起こさせる」と日本代表キャプテンを再び称えている。独紙「ビルト」が報じた。

 長谷部は10月21日のブンデスリーガ第8節ハンブルガーSV戦(3-0)の後半から本職のボランチではなく、3バックの中央で起用されている。するとリベロとして覚醒し、チームの公式戦4試合連続無失点に大きく貢献している。

 独メディアでは「ジャパニーズ・ベッケンバウアー」と称されるほど、新しいポジションにすんなりと適応している。

 フランクフルトを率いるコバチ監督は現役時代にザルツブルクで同僚だった元日本代表DF宮本恒靖と比較し、「今は長谷部が日本のアイコン」と絶賛していた。そして今回は5度のワールドカップ出場経験を持つドイツの鉄人の名を出して長谷部を褒め称えている。

 

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