京都DF福田の一撃で一時同点に持ち込む

　京都サンガF.C.は5月7日、J1リーグ第12節で横浜F・マリノスと対戦。1-4と敗れたなか、昨季王者相手に大卒ルーキーDFが決めたミドル弾が話題を呼んでいる。

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　アウェーの日産スタジアムに乗り込んだ京都は、前半10分に日本代表FW西村拓真のゴールで横浜FMに先制を許す展開。それでも同40分に、大卒ルーキーDF福田心之助が強烈な一撃を相手に見舞う。

　FW豊川雄太がショートカウンターから前線へ一気にドリブルを仕掛ける。これは相手にストップされるも、こぼれたボールを福田がダイレクトでシュートを放つ。相手DFに当たったボールがゴールネットに突き刺さった。ゴール後に福田は、雄叫びを上げ喜びを露わにしている。

　現在22歳の福田は北海道コンサドーレ札幌のユース出身。2018年には2種登録選手としてトップチームに登録されるも出番は訪れず、高校卒業後は明治大学に進学した。

　2023年シーズンより京都へ加入し、2月のJ1リーグ第1節鹿島アントラーズ戦（0-2）でプロデビューを飾っている。その後ルヴァンカップ（杯）での出場が続いていたが、横浜FM戦で2回目のJ1リーグのピッチへ。嬉しいプロ初ゴールを決めた。

　このゴール映像をスポーツチャンネル「DAZN」の公式ツイッターでもピックアップ。SNS上でファンからも「表情がいい」「主審の人いい判断」「福田女子が増えるぞ」「これはゴラッソ」「大興奮」と称賛が贈られている。

　なお、試合は後半にホームチームの横浜FMが3点を追加。4-1とし昨季王者の貫禄を見せつけた。