中国マネーの投下が迫るミラン 今冬の移籍市場で“欧州最強FKキッカー”獲得に動くか

補強資金を得て、チャルハノール獲りを狙うと伊メディアが報じる

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランが、冬の移籍市場に向けてヨーロッパ最強クラスのFKキッカーの獲得に乗り出しているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ミランは中国グループに株式99%を売却することで基本合意しており、正式契約が12月3日になりそうだとされている。夏の移籍市場で実現しなかった大物補強に向けて動きを進めているミランは、レバークーゼンのトルコ代表MFハカン・チャルハノールの獲得を目指している模様だ。

 チャルハノールはトップ下を主戦場としながら、何よりもセットプレーのキックに定評がある。右足のインフロントで巻くようなボールから強烈な無回転までその種類は多彩で、ヨーロッパで最高のFKキッカーに推す声も少なくない。

 昨夏の移籍市場ではイタリア王者ユベントスも獲得に乗り出していた実力者だが、冬の移籍市場で名門ミラン再建の切り札としてイタリアに渡ることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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