「全体を見渡すことができる」リベロ長谷部が躍動 好調のケルン大迫を封殺し、1−0勝利に貢献

「皇帝ベッケンバウワー」になぞらえるメディアも

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は5日の本拠地ケルン戦に3バックの中央となるリベロとして先発フル出場を果たした。ボランチからのコンバートにも難なく対応し、本職と異なるポジショニングについても「経験でカバーできる」と自信をのぞかせている。ブンデスリーガ公式サイトが報じた。試合はフランクフルトが1−0で勝利している。

「前半はいい形で相手を抑えられていたと思います。自分たちの研究していたやり方がうまくハマったと感じました」

 試合を振り返り、長谷部はチームのケルン対策が上手く発揮されたと手応えを語っている。フランクフルトは前半5分、パスをつないで右サイドに展開すると、MFティモシー・チャンドラーのクロスをゴール前に飛び込んだFWミヤト・ガチノビッチが頭で押し込んで幸先よく先制に成功した。

 リードを奪った後は、11得点で得点ランキングトップのFWアントニー・モデストと日本代表復帰を果たした好調FW大迫勇也らを擁するケルンの攻撃を零封。「後半になって相手も結構修正してきて、フォーメーションも変えて、前から来るようになって、少しウチが押し込まれる時間帯もありましたけど、公式戦で4試合失点していないので、結果としては良かったと思います」と鉄壁の守備を誇った。

 

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