69秒被弾にポグバ故障でマンU、ELフェネル戦で1−2負け 「親善試合のようだ」とモウ激怒
「メンタル的に準備できていなかった」と選手を一刀両断
「今日の彼らは勝利に値する。フットボールとはプレーのクオリティだけで語られるものではない。自分の限界までプレーし、努力、コミットする姿勢すべてが必要なのだ。開始2分で先制されたことは、自分たちがメンタル的に準備、集中できてなかった証拠だ。フットボールは野心、集中を最大限に高めてプレーしなければならない」
開始早々のビューティフルゴールは相手のスキルだけでなく、漫然と試合に入ってしまったチームの姿勢を糾弾し、こう続けた。
「彼らはまるでチャンピオンズリーグ決勝のように戦った。一方で我々は夏の親善試合のようにプレーした。それが我々が試合に入った時の現実だった」
カリスマ指揮官は新加入DFエリック・バイリーら最終ラインにケガ人が続出している点にも触れるなど、やりくりの難しさにも頭を悩ませた。この日も69秒弾でモウリーニョ監督のゲームプランは崩壊。そして、今季ユベントスから史上最高額の移籍金で獲得したフランス代表MFポール・ポグバも新たに故障してしまった。
3年連続の巨大補強にも関わらずリーグ戦は8位。ELでもフェネルバフチェ、フェイエノールトに抜かれ、グループステージ3位に転落した。勢いの出ないユナイテッドで、優勝請負人・モウリーニョ監督は苦境の名門を立て直せるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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