69秒被弾にポグバ故障でマンU、ELフェネル戦で1−2負け 「親善試合のようだ」とモウ激怒

ルーニーのスーパーゴールも及ばず GS3位転落

 調子の上がらないマンチェスター・ユナイテッドが、今度はUEFAヨーロッパリーグでも黒星を喫した。グループステージ第4節フェネルバフチェ戦を1-2で敗戦を喫した。ジョゼ・モウリーニョ監督は「彼らはCL決勝のように戦い、我々は夏のプレシーズンのようだった」と自らのチームを酷評した。

 ユナイテッドはこの日、開始わずか69秒でゲームプランが崩れた。相手右サイドからのアバウトなクロスを、フェネルバフチェFWムサ・ソウがオーバーヘッドキックで合わせる。これが鮮やかな軌道でゴールネットに収まり、ユナイテッドはいきなり先手を取られた。

 その後はMFポグバが相手マーカーのタックルを食らい、同30分にFWイブラヒモビッチと交代を余儀なくされる嫌な展開になると、ユナイテッドは流れを取り戻せないまま、後半14分にFWイェレマイン・レンスの直接FK弾を浴びて2点差に。後半44分にFWルーニーが強烈なロングシュートで1点を返したものの、かつてユナイテッドのエースで前節ユナイテッド戦でゴールを決めているオランダ代表FWファン・ペルシーも最後まで温存されて敗戦するという屈辱を味わった。

 この敗戦でグループ3位に転落したユナイテッド。モウリーニョ監督も試合後の地元テレビ局「BTスポーツ」で呆れ果てていた。

 

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