今シーズン契約満了の注目銘柄は? メッシ、モドリッチ、フィルミーノら8人の現状に海外メディア脚光

今シーズン契約満了の注目銘柄は?【写真:ロイター】
今シーズン契約満了の注目銘柄は?【写真:ロイター】

今季限りで所属クラブと契約満了を迎える選手の中で、注目の8選手を挙げた

 米スポーツ専門局「ESPN」は今季限りで所属クラブと契約満了を迎える選手の中から「今夏に契約すべきトップフリーエージェント」として注目の8選手をピックアップしている。

 最大の注目株はなんといってもアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだろう。昨年カタール・ワールドカップ(W杯)で2度目のMVPに輝き、まだまだ第一線でプレーできることを証明している35歳は、2021年に加入したフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)からの退団が噂されている。古巣FCバルセロナ復帰のほか、アメリカやサウジアラビア、母国アルゼンチンなど欧州以外も含めたさまざまな移籍先が挙がっており、その決断の行方を世界中が見守ることになる。

 ベテランではイングランド(英)1部リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの動向も注目だ。すでに今季限りでの退団を明言している31歳のストライカーもメッシと同様にアメリカやサウジアラビアなどからの関心が伝えられる。また、マンチェスター・シティの元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは今でもチームの貴重な戦力となっているが、バルセロナとの関連が伝えられており、32歳で新たなチャレンジに向かう可能性がある。

 英1部クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハはサウジアラビアのオファーを断っており、同じプレミアリーグのアーセナル、ウェストハム、ニューカッスルへの移籍の可能性が浮上している。イタリア1部ユベントスに所属する28歳のフランス代表MFアドリアン・ラビオは以前からマンチェスター・ユナイテッドのターゲットとなっている実力者で、この契約満了のタイミングでプレミアリーグへ向かう可能性が指摘されている。

 日本代表DF板倉滉とドイツ(独)1部ボルシアMGで同僚のフランス代表FWマルクス・テュラムはこの夏も最も魅力的なフリーエージェントとの呼び声がある。すでに契約満了で今季終了後の退団が発表されているなかで、ブンデスリーガ得点ランク2位の16得点を決めている25歳にはプレミア勢からの関心が根強い。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、トッテナム、チェルシー、ニューカッスルと複数クラブが獲得に乗り出すことになるようだ。

 独1部フランクフルトのフランス人DFエヴァン・エンディカはバルセロナとアーセナルが獲得を狙っている。貴重な左利きのセンターバックなだけに市場では引く手あまたとなりそうだ。過去数年にわたってビッグクラブから引き抜きの噂が絶えないレスター・シティのベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスもこの夏ついにフリーとなる。低迷するレスターからステップアップするには絶好のタイミングとなるかもしれない。

 ここでは名前が挙がらなかったが、スペイン1部レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマやクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、元ドイツ代表MFトニ・クロース(いずれも1年の契約延長が濃厚と報じられている)、バルセロナの元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツ、フランクフルトの日本代表MF鎌田大地(退団が決定)など注目選手は数多く存在している。フリーエージェント組の去就からも目が離せない。

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