J1優勝争い&残留争いの「条件」をチェック! 浦和が“ダブル王手”、磐田や甲府は結果次第で脱出

状況次第で新潟と名古屋の一騎打ちに

 今節で最も注目を集めるのは残留争いだ。すでに福岡と湘南の降格が決まっており、あと1チームが自動降格となるなか、磐田、甲府、新潟、名古屋の4チームが熾烈な争いを繰り広げている。セカンドステージ第15節終了時の下位の順位は以下のとおりだ。

■セカンドステージ第15節終了時の順位

13位:磐田(勝点33、得失点差-13)

14位:甲府(勝点31、得失点差-24)

15位:新潟(勝点30、得失点差-13)

<J1残留ライン>

16位:名古屋(勝点30、得失点差-15)

17位:湘南(勝点21、得失点差-29)▼降格決定

18位:福岡(勝点19、得失点差-33)▼降格決定

 残り2試合を残して優位に立つのは磐田と甲府だ。「表3」のとおり、磐田は勝利、または引き分けを前提に、新潟と名古屋の結果次第で残留が決定する。一方の甲府は勝利が絶対条件で、新潟と名古屋がともに敗れた場合のみ残留となる。

▲表3

 

 より厳しい立場に追い込まれているのが新潟と名古屋だ。ともに現在勝ち点30で並び、得失点差もわずか「2」。新潟は敵地のG大阪戦、名古屋は敵地の神戸戦に臨むなか、同勝ち点で並ぶ両クラブは激しいデットヒートを繰り広げており、結果にかかわらず次節での降格決定は持ち越しとなる。磐田や甲府との差が開けば、新潟と名古屋の一騎打ち。「表4」のとおり、最終節では新潟が広島(H)、名古屋が湘南(H)と対戦する

▲表4

 

 

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