J1優勝争い&残留争いの「条件」をチェック! 浦和が“ダブル王手”、磐田や甲府は結果次第で脱出
9パターン中8パターンで浦和のステージ優勝 年間勝ち点順位は川崎と入れ替わりも
J1セカンドステージ第16節の全9試合が29日14時にキックオフされる。リーグ戦残り2試合となったなか、白熱する優勝争いと残留争いの現状を整理しつつ、その「条件」を見ていく。まず、今節の対戦カードは以下のとおりだ。
■J1セカンドステージ第16節【10月29日開催】
鹿島vs川崎(14:00/カシマ)
柏vs大宮(14:00/柏)
FC東京vs仙台(14:00/味スタ)
湘南vs甲府(14:00/BMWス)
磐田vs浦和(14:00/エコパ)
G大阪vs新潟(14:00/吹田S)
神戸vs名古屋(14:00/ノエスタ)
広島vs福岡(14:00/Eスタ)
鳥栖vs横浜FM(14:00/ベアスタ)
セカンドステージ優勝に王手をかける浦和は、敵地で磐田と対戦する。すでに2位の川崎に勝ち点差6をつけており、ほぼ優勝を手中に収めていると言っても過言ではない。「表1」から分かるとおり、9パターン中8パターンで浦和のステージ優勝が決まる状況だけに、浦和優位の状況は揺るがない。また、浦和は年間勝ち点順位でも1位確定が懸かっており、こちらは浦和が勝利し、川崎が鹿島に敗れた場合のみ確定する。
また「表2」のとおり、チャンピオンシップ(CS)暫定トーナメント表は、浦和、川崎、鹿島の3チームとなっている。年間勝ち点4位の大宮にも可能性は残っており、鹿島が残り試合で連敗し、大宮が連勝つと勝ち点59で並ぶ。しかし、得失点差で鹿島は+21、大宮が+5とかけ離れているため、16の差を埋める大量得点が必要となる。大宮が3位に滑り込んだ場合は4チームによるCSとなり、1回戦で鹿島と大宮が対戦する。