伊紙予想で長友はリーグ戦3試合連続スタメン 左SBの座を巡る熾烈な争いで一歩リードか

左SBと左ウイングは不透明ながら… 30日のサンプドリア戦で長友は左SBの一番手

 インテルの日本代表DF長友佑都が、リーグ戦3試合連続でスタメン出場する可能性が高まっている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が30日の敵地サンプドリア戦に向けた予想スタメン公開し、長友は左サイドバックの一番手として予想された。

 同紙の見立てでは、インテルのスタメンには2カ所の不透明な部分があり、それが左サイドバックと左ウイングだとしている。長友はダビデ・サントンと左サイドバックで先発の座を争うが、現状では長友が一歩リードという形で報じられた。右サイドにはクリスティアン・アンサルディが入る見込みだとしている。

 また左ウイングでは、FWエデルがFWイバン・ペリシッチとの争いで一歩リードしているとされる。ペリシッチとは昨季何度も左サイドで組んだが、タッチライン際に張り出す形を好むペリシッチが起用された場合、長友はサポート役に徹する試合が多かった。右利きのエデルが前方に配置される場合は、オーバーラップで駆け上がりクロスを上げるプレーも求められそうだ。

 シーズン開幕当初は完全にカップ戦要員と化していた長友だが、同代表DF吉田麻也との日本人対決となったUEFAヨーロッパリーグでのサウサンプトン戦でキッカケをつかむと、リーグ戦で起用されるチャンスを掴んでいる。このままレギュラー定着と足場を固めるためにも、好パフォーマンスで信頼を勝ち取りたいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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