イブラ超え“最年長記録”に海外驚き…41歳176日でEURO予選出場「ズラタンより強い」

ジブラルタル代表FWリー・カシアロとスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images & ロイター】
ジブラルタル代表FWリー・カシアロとスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images & ロイター】

ジブラルタル代表FWカシアロ、41歳176日でEURO予選出場

 2024年に開催される欧州選手権(EURO)の予選が現地時間3月24日各地で開催され、元イタリア代表のレジェンドGKディノ・ゾフ氏が持っていた同予選最年長出場記録(41歳90日)が2人の選手によって40年ぶりに塗り替えられた。

 1人はスウェーデン代表に復帰した41歳のFWズラタン・イブラヒモビッチ(ACミラン)だ。大怪我を繰り返しながらも、それを乗り越えてトップレベルでのプレーを続けるイブラはこれがおよそ1年ぶりの代表復帰で、ベルギーとの試合で後半28分からピッチに立った。

 先日、セリエAの最年長スコアラー(41歳166日)となったばかりのイブラヒモビッチはこの日41歳172日で出場。1983年に元イタリア代表GKゾフ氏が打ち立てた41歳90日の同予選最年長出場記録を大幅に塗り替えた。「ESPN FC」は衰え知らずのイブラヒモビッチを「時間を超越している」と称えた。

 だが、実は同じ日にイブラヒモビッチを上回る記録が生まれていた。その記録を打ち立てたのはジブラルタル代表FWリー・カシアロ(リンカーン・レッド・インプスFC)。ギリシャとの試合にスタメン出場したカシアロは41歳176日でイブラヒモビッチよりも4日年長だったようだ。警察官として働きながらジブラルタル国内リーグでプレーしているカシアロはクラブ通算50以上のタイトル獲得の実績を持っている。

 一部メディアやSNSでもイブラヒモビッチの記録更新に注目が集まっていたが、仏紙「レキップ」は「ズラタンよりも強いリー・カシアロ」とより正確な記録を報じていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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