仏リーグ首位でも止まぬ解任論 「PSGで指揮を執るのは嬉しいが…」指揮官が本音吐露
ガルティエ監督、CLの結果次第で解任も? 後任候補にはジダン氏の名
リーグ・アン首位を走るフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)は、2月26日のリーグ第25節で2位のマルセイユと対戦し、3-0で勝利して勝ち点差を8に広げた。試合後、PSGのクリストフ・ガルティエ監督が、常に解任が話題になる自身の胸中を語った。フランスメディア「Le10Sport」が報じている。
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8日のフランス杯ラウンド16でマルセイユに1-2と敗れていたPSGだが、この試合ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが1ゴール2アシスト、フランス代表FWキリアン・ムバッペが2ゴール1アシストと活躍を見せた。
世界中のスター選手が集まるチームを指揮するガルディエ監督だが、チームがリーグで首位に立っていても、常に解任の噂が付きまとっている。3月8日に行われるバイエルン・ミュンヘンとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第2戦の結果次第では、ジネディーヌ・ジダン氏が新監督に就任するのではないかという報道もある。
大きな重圧に晒されながらも、ガルティエ監督は「PSGで指揮を執ること? それは栄誉なことだ。とても嬉しいことだが、同時に大きなプレッシャーもかかっている」と、コメント。リーグ戦では結果を残しているものの、それ以上の成果を求められる状況に身を置いているとあって心中は穏やかではないようだ。
一方、PSGの新監督候補ともされるジダン氏は、カタール・ワールドカップ後のフランス代表監督就任を希望していたとされるが、ディディエ・デシャン監督が契約を延長したことによって、実現はしなかった。過去に監督就任オファーを断られたPSGだが、次にオファーを送れば、ジダン氏は首を縦に振るのではないかとも言われている。
ホームで行われたバイエルンとのCLラウンド16第1戦を0-1で落としたPSG。ガルティエ監督は逆転して、自身の去就にまつわる噂を吹き飛ばすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)