「真の違いを生み出す選手だ」 “殊勲2G”の古橋亨梧、セルティック連覇への貢献を現地絶賛

2ゴールを決めたセルティックFW古橋亨梧【写真:ロイター】
2ゴールを決めたセルティックFW古橋亨梧【写真:ロイター】

宿敵レンジャーズとのリーグ杯決勝で2ゴール

 スコティッシュ・リーグカップ決勝が現地時間2月26日に行われ、日本代表FW古橋亨梧の2ゴールによりセルティックがレンジャーズを2-1で下し、連覇を達成した。現地メディアは殊勲の活躍でヒーローとなった古橋に最高評価を与え、「真の違いを生み出す選手だ」と絶賛している。

 宿敵レンジャーズとのタイトルを懸けた一戦で、古橋が勝負強さを見せつけた。FW前田大然、MF旗手怜央とともに先発したなか前半44分、DFグレッグ・テイラーの左クロスを前田がうしろへそらしたボールをフィニッシュ。大一番で貴重な先制点をもたらした。

 さらに後半11分、MFアーロン・ムーイのパスに反応した旗手からのクロスを倒れ込みながら押し込んで追加点をマーク。その後、レンジャーズに1点を返されたものの、古橋の2ゴールによりセルティックが2年連続21度目のリーグカップ制覇を決めた。

 前回大会の決勝(ハイバーニアン/2-1)でも殊勲の2ゴールを挙げた古橋は、2大会連続でセルティックに栄冠をもたらす活躍を披露。今季通算得点を24ゴールに伸ばしたエースFWがここぞで見せたハイパフォーマンスに、現地メディアも賛辞を送っている。

 スコットランドメディア「Football Scotland」では、各選手の採点で最高点の8点が付けられ、寸評では「ボックス内でキツネのように動き回り、見事な連係プレーで今シーズンの得点数を24に伸ばした。真の違いを生み出す選手だ」と絶賛されている。

 この試合では、スタメン出場した前田、旗手もそれぞれ1アシストと躍動。日本人プレーヤーの活躍ぶりが際立つ形となったなかで、ゴールという結果で応えた古橋に最大級の評価が下った。

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