セルティック、古橋の流出阻止へ「戦う」 プレミアクラブ関心浮上の去就へ英見解

セルティックのFW古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックのFW古橋亨梧【写真:ロイター】

クリスタル・パレスが関心と現地報道、今夏の去就動向に現地注目

 スコットランド1部セルティックは、夏の移籍市場で日本代表FW古橋亨梧を残留させるための「戦い」を強いられるかもしれない。英メディア「GIVE ME SPORT」が報じている。

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 アンジェ・ポステコグルー監督の就任以来、スコットランド国内で強さを見せ続けているセルティック。ポステコグルー監督が最初に獲得した日本人選手となった古橋は、チームに加入してから活躍を続け、いまではエースへ成長した。そんな古橋が、他クラブへ引き抜かれる可能性があるようだ。

 古橋の獲得には、イングランド1部クリスタル・パレスが関心を示しているという。同クラブはコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハを移籍金なしで放出する可能性があり、その穴埋めのために日本代表FWに目をつけているという。

 今シーズンの古橋は公式戦34試合で22得点を記録。セルティックがリーグ首位に立つ原動力となっている。セルティックとの契約は2年半残っているため、オファーが届いてもセルティックは強い立場にいる状況だ。

 近年のセルティックは、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーをイングランド1部アーセナルへ売却したのをはじめ、多くの有力選手が去っていった。だが、現地ジャーナリストのディーン・ジョーンズ氏は、ポステコグルー監督が「素晴らしくフィットしている」と語る古橋について、「この選手を留めるために戦う姿以外は見えない。彼はチームで完璧なバランスをもたらしている。瞬時にチームに素晴らしくフィットして、良い流れをもたらしている」と、留めたい意向があるのではないかと指摘した。

 セルティックは冬の移籍市場で、契約延長交渉がうまくいかなかったギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスをアメリカ1部アトランタ・ユナイテッドに売却し、250万ポンド(約4億円)の移籍金で韓国代表FWオ・ヒョンギュを獲得。夏の移籍市場で古橋を売却した場合は、オ・ヒョンギュが新エース候補となるが、同時に新戦力も補強するのではないかと報じている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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