ELで「日本代表DF対決」が実現へ インテル長友、サウサンプトン吉田とも先発予想

すでに2敗で背水の陣のインテル 負ければデブール監督の解任論が浮上か

 インテルの日本代表DF長友佑都とサウサンプトンの同DF吉田麻也が、現地時間20日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)のゲームを双方スタメンで迎え、日本人直接対決が実現すると予想されている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 両者ともに10月のワールドカップ・アジア最終予選のゲームに招集され、吉田は6日のイラク戦、11日のオーストラリア戦に先発フル出場した。一方の長友は、6日のイラク戦を出番なしで終えると、7日のトレーニング中にDF槙野智章(浦和)との接触プレーで脳震盪と診断される負傷で、オーストラリア遠征への帯同を回避してイタリアへ戻っていた。出場となれば、長友にとってはこれが復帰戦になる。

 インテルはすでにグループ2連敗を喫しているだけに、このゲームには背水の陣で臨むことになる。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、負ければグループ敗退が決定的なこのゲームについて、「(敗退すれば)監督はすぐに出て行かなければならない。過ちなら代償を支払う(責任を負う)。監督の座がかかっている」と、フランク・デブール監督の去就問題がクローズアップされるゲームになると報じている。

 そんな緊急事態だが、長友は4バックの右サイドバックでスタメンと予想された。その一方で、他の10人にはリーグ戦でのレギュラークラスがずらりと並んだ。

 

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