Jリーグ入りの可能性も報じられたクローゼ ナポリからのオファーに「イエス」と返答か

今季無所属で移籍の形にならないため、契約と登録を終えてすぐ出場が可能に

 セリエAの強豪ナポリがセンターフォワードの穴埋めを図るべく、現在フリーの元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼをリストアップし、すでにクローゼからはイエスの返答を得たとイタリア紙「イル・マッティーノ」が報じている。

 ナポリは夏の移籍市場でアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがユベントスへ移籍。後釜としてオランダの名門アヤックスからポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクを獲得していた。ミリクはその期待に応え公式戦9試合出場でチーム最多の7ゴールを記録し、イグアインの穴を感じさせないプレーを見せていた。

 しかし、そのミリクには悲劇が起こった。ポーランド代表として出場した8日のロシア・ワールドカップ欧州予選デンマーク戦で左膝前十字靭帯を断裂。少なくとも半年間は戦列を離れる事態になってしまった。

 そこでナポリは急きょ、昨季限りでラツィオを退団して今季は無所属のクローゼに白羽の矢を立てたようだ。移籍という形にはならないため、契約と登録が完了すればすぐ出場が可能になる。

 ワールドカップ歴代最多得点記録を持つ38歳のベテランストライカーであるクローゼに関しては、中国や日本などアジアのクラブも獲得に興味を示すと先日に報じられていたが、欧州トップレベルのクラブで現役を継続することになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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