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ドルトムントCEOがドイツ紙に断言 ムヒタリアンの古巣復帰は「ノー」
今夏、約48億円でユナイテッドに移籍するも、期待外れの烙印を押される
ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァッケCEOは、今夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、定位置を奪えずにいるアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンの出戻り移籍の可能性はないと断言した。独紙「キッカー」のインタビューで明かしている。
ムヒタリアンは今夏、移籍金4250万ユーロ(約48億円)でドルトムントからユナイテッドに移籍。フランス代表MFポール・ポグバや元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチと並び、ジョゼ・モウリーニョ監督新体制のユナイテッドで目玉補強と目されていた。しかし、開幕から2ケ月以上が経過した今も定位置は確保できておらず、期待外れの烙印を押されている。
近年、何人ものスターがドルトムントからビッグクラブに渡った。バイエルン・ミュンヘンでレギュラーに君臨するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキのような成功例もあったが、2012年から14年までユナイテッドでプレーしていた日本代表MF香川真司をはじめ、苦戦した選手も多くいる。
香川やドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(バイエルン→ドルトムント)、トルコ代表MFヌリ・シャヒン(レアル・マドリード→ドルトムント)など、現チームに複数の出戻り組がいるなか、ヴァッケCEOはムヒタリアンのUターン移籍について聞かれると、きっぱり「ノー」と断言した。
「(出戻り移籍は)ノーだ。頭のいい選手であれば、誰でも予め移籍する先の環境について考えたはずだ。ドルトムントのように自分が働きやすい環境でプレーしている時、それを手放すのは奇妙なことだ。物事は長い時間をかけて、落ち着いた頃からうまく行き始めるものだ」
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