ミラン新幹部が噂のセスク獲りに動く? チェルシー対レスター戦を視察へ
モンテッラ監督は「システムに合わない」とセスク獲得に否定的
ACミランのマルコ・ファッソーネCEOとマッシミリアーノ・ミラベッリ強化部長が、15日にスタンフォード・ブリッジで行われるチェルシー対レスターのゲームを視察することが分かった。チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガス獲得交渉を行う可能性も浮上している。衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。
中国人オーナーに抜擢された、かつてのインテル強化部コンビは今回のロンドン行きが初仕事。レスターはクラウディオ・ラニエリ監督、チェルシーはアントニオ・コンテ監督といずれもイタリア人指揮官が率いる一戦。そしてミランには、チェルシーで出場機会を失っているスペイン代表MFセスク・ファブレガス獲得の噂が浮上している。
ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、膝の靭帯損傷で長期離脱のイタリア代表MFリッカルド・モントリーボに触れ、「モントリーボと同じタイプの選手を考えなくてはいけない。その選手はアンカーだけではなく、インサイドハーフでもプレーできるはずだ。ファブレガス? 彼はシステムのなかでどちらにも合うタイプではないだろう」と、獲得に否定的だった。
だが、セスクは現在のセリエAでは少ないワールドクラスの実力者。ミランで比肩するタレントは存在せず、獲得が可能となれば大きな戦力アップとなる。セスク獲得が実現すれば、ベンチ要員で今季全試合先発落ちの日本代表FW本田圭佑の放出も加速するかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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