バッカ獲得には…「誘拐しかなかった」 サポーターから批判浴びるウェストハム会長が嘆き節

怒るウェストハムサポーターがツイッターでクラブ会長に直撃

 ACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカは今季開幕前に移籍が確実視されていた。ミランも補強費捻出のため放出に前向きで、プレミアリーグのウェストハムに3000万ユーロ(約34億円)の移籍でクラブ間合意に達していた。しかし、バッカは最終的に移籍せず、残留を決断している。

 昨季7位と躍進し、今季からロンドンオリンピックスタジアムを本拠地とするウェストハムは今季、2部降格圏の18位と低迷。UEFAヨーロッパリーグでもプレーオフでルーマニアの伏兵アストラに敗れ、本戦への出場権を逃していた。

 怒るウェストハムサポーターは、デビッド・ゴールド会長にツイッターで今オフの補強について直撃したが、バッカ獲得には犯罪に手を染めるしか術がなかったことを告白している。

「こんなにたくさんの二流選手と何で契約したのか、是非知りたい。巨大な新スタジアムに投資が伴わなければ、降格しかない」

 そうした批判に対してゴールド会長は、「君のために情報を。我々はプレミアリーグ8位の補強費用を投じている。そして、我々はアイェウ獲得でクラブの移籍金記録を更新した」と反論。補強に十分な資金を投じたという主張どおり、スウォンジーで昨季12ゴールを挙げたガーナ代表FWアンドレ・アイェウを2050万ポンド(26億円)で獲得したが、ここまで目立った活躍は見られない。

 

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