インテル長友が全体練習に復帰へ 脳震盪で代表離脱も検査結果は良好

伊紙が報じる 7日の代表練習で負傷も大事に至らず

 インテルの日本代表DF長友佑都は、11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(1-1)に向けた7日のトレーニングで、DF槙野智章(浦和)との接触により脳震盪を起こして代表チームを離脱。イタリアに戻っていたが、現地時間13日に全体練習に合流する見通しだと、現地紙「トゥット・スポルト」が報じている。

 長友は7日のトレーニング中に、槙野がキープするボールを奪いに行ったところで接触。長友の上に槙野が倒れ込むような形になり、その際に脳震盪を起こしていた。バヒド・ハリルホジッチ監督が心配そうに頭をなでる場面もあったが、日本代表からの離脱が決定し、オーストラリアには行かずにイタリアへ戻っていた。

 同紙によると、長友はイタリアでも検査を受けたが、その結果は良好なものと判断され、現地時間13日にはチームの全体練習に合流するという。9月に行われたW杯最終予選のUAE戦(1-2)とタイ戦(2-0)も負傷で代表辞退と不運が続いてしまった長友だが、長期離脱という事態は避けられた模様だ。

 インテルは現地時間16日にリーグ第8節のカリアリ戦を戦い、20日にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)で日本代表の同僚DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦する。現在、ELを中心とした起用が続く長友だが、サイドバックのレギュラー奪還と日本人対決に向けて、フランク・デブール監督へのアピールを再開したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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