シティがセルティックの13歳神童を青田買い画策 「常に可能性を秘めたスターを探している」

先日、セルティックU-20で飛び級デビューのデンベレがターゲットに

 飛び級でセルティックU-20にデビューした13歳のMNFカラモコ・デンベレに対し、オイルマネーの脅威が迫っている。英紙「サン」は、スコットランドに登場した神童がマンチェスター・シティのターゲットになっていると報じた。

 2003年生まれのデンベレは、元日本代表MF中村俊輔が活躍したことでも知られる名門セルティックの20歳以下のチームに飛び級でデビューを果たした。この衝撃のニュースは世界中で大きな話題を呼んだ。

 時期尚早である感は否めないが、すでに獲得に動き出しているのが、オイルマネーで潤い、プレミアリーグでも屈指の資金力を持つマンチェスター・シティのようだ。記事によれば、シティは数か月にもわたってデンベレの動向を追い続けていたという。シティは「常にヨーロッパ中で可能性を秘めたスターを探している」とレポートされており、デンベレもその一人としてクラブのアカデミーで育てていきたい考えを持っているようだ。

 シティは今夏も、アルゼンチンのベレス・サルスフィエルドから16歳のベンハミン・ガッレというアルゼンチンの若き才能と契約するなど、将来を嘱望されるティーンエイジャーを続々と青田買いをしている。とはいえ、トップチームでは他クラブから獲得してきた外国籍選手が幅を利かせ、下部組織出身者にはほとんど出番が与えられないのが現状となっている。

 欧州ビッグクラブは資金力にモノを言わせて有望株を買い漁っているが、13歳のデンベレもその流れに乗って国外移籍の道を選択するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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