古橋亨梧は「些細なことにまで気を配っている」 ウェールズ人DFが脱帽した“高質プレー”
キルマーノックDFテイラー、対峙した際の“脅威”を明かす
スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧は、今シーズンのスコティッシュ・プレミアリーグで15ゴールを挙げており、得点ランキングのトップタイに立っている。1月7日の第21節キルマーノック戦(2-0)ではノーゴールに終わったが、対峙したウェールズ人DFアッシュ・テイラーは、古橋を抑える難しさを語っている。スコットランド紙「ザ・スコッツマン」が報じた。
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キルマーノック戦に先発出場した古橋は、前半41分にポルトガル人FWジョタのパスからゴールネットを揺らすが、ジョタのオフサイドにより得点は認められず。1-0で迎えた後半6分には、右サイドから日本代表MF旗手怜央が上げたクロスに古橋が合わせると、テイラーに当たってゴールに決まり、オウンゴールとなった。
5試合連続となるゴールを挙げることはできずに後半18分にベンチへ退いた古橋だが、テイラーはその脅威について「動きの質の高さ」を挙げ、一瞬も気を抜けないと話す。キルマーノックは、15日に再びセルティックとリーグカップの準決勝で対戦するが、そこに向けて警戒心を強める。
「彼は本当に鋭い。些細なことにまで気を配っている。彼はよく背後にいて、そこに注意を引かせておいて、一気にスペースを突きに行く。まるで、猫にいたぶられるネズミのようで、常にスイッチをオンにしていないといけない。彼を封じることはできるし、実際に週末にそれをやった。でも、決定的な瞬間も何度かあった。一瞬でもスイッチを切ると、その代償を払わされる。今週末は、より集中力を高めて、もっとしっかり抑えたい」
昨シーズンは決勝のハイバーニアン戦(2-1)で2ゴールを挙げる活躍を見せて、チームにタイトルをもたらした古橋。相手が警戒心を強めるなか、今シーズンもチームにタイトルを呼び込むゴールを決めることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)