「欧州で活躍してる選手が多いのはそういうこと」 元スペイン代表FWビジャが見た日本の子供の可能性

元日本代表FWの播戸竜二氏(左)とスペイン代表FWダビド・ビジャ氏
元日本代表FWの播戸竜二氏(左)とスペイン代表FWダビド・ビジャ氏

元日本代表FW播戸竜二、公式YouTubeチャンネルでビジャと対談

 元日本代表FWで、現在はサッカー解説者として活躍する播戸竜二氏は、公式YouTubeチャンネル「播戸竜二のおばんざい屋」で、元スペイン代表FWダビド・ビジャ氏をゲストに迎え、スペシャル対談を行った。

 ビジャ氏はスペイン代表の歴代最多得点記録保持者(59ゴール)であり、スペインサッカー黄金世代のヒーロー的存在の1人だ。数々のタイトルを獲得し、2019年からJ1ヴィッセル神戸の一員となって、2020年元日の天皇杯決勝を最後に現役を引退した。

 ゴールを挙げるにはシュートを放たなければいけないが、ビジャ氏はシュートを失敗して打ち続けることの重要性を説いている。

「サッカーは上手くいくことよりも、失敗するほうが多いスポーツだと思います。失敗することは当然なので、上手くいかなかったら次は上手くいくように自分で積み重ねていくのが大事だ。ミスが起きたとしてもネガティブなことではなく、次のステップにつながる。僕自身、シュートを外すことはマイナスに捉えず、プレーをしていました」

 ビジャ氏は日本を含めて世界7か所で展開する「DV7サッカースクール」も運営しており、播戸氏から「日本の子供の可能性」を問われると、「技術的に能力が高い選手が多いと世界中でも言われていますし、僕自身もそう思います。実際に今、ヨーロッパで活躍している選手が多いのはそういうことかと思います。僕たちとしては子供たちの能力をピッチの中で最大限に生かせるように日々トレーニングを指導しています」と高評価していた。

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