アーセナルMFジャカ、冨安への“低評価”に異論 「これは正しくない」「もっと評価してあげてくれ」
アーセナル公式YouTube内の企画で過去の試合のスタッツを予想
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、昨年10月9日に行われたプレミアリーグ第10節リバプール戦(3-2)で左サイドバック(SB)として先発フル出場し、対峙したエジプト代表FWモハメド・サラーを封じ込める圧巻のパフォーマンスを披露した。その活躍はもっと評価されるべきだと、チームメイトのスイス代表MFグラニト・ジャカが語っている。
今季怪我で出遅れた冨安はこのリバプール戦が今季リーグ戦初スタメンだった。それも定位置の右SBではない左サイドでの抜擢だったが、リバプールの右ウイングに入ったサラーを見事に抑え込んだ。沈黙したサラーは後半24分に途中交代となり、冨安の守備力の高さは現地メディアでも称賛された。
そんな冨安はジャカ、フランス代表DFウィリサム・サリバとともクラブ公式YouTubeチャンネルに出演。それぞれがペアとなり、お互いに過去の試合でのスタッツ(NFTサッカーゲーム「Ultimate Champions」内でのもの)を予想する企画を行った。
そのなかで、リバプール戦の「総合評点(Oveall Score)」で冨安に付けられたスコアは「111」。基準は80以下が低、81~120が平均、121以上が高となっており、サラー封じの冨安が平均的という評価にジャカが異論を唱えていた。
「申し訳ないけど、僕らとは違う試合を見ていたんじゃないかな。これは正しくない。サラーと対戦するのは簡単じゃないよ。(冨安は)75分かそこらでサラーを交代させ、守備のために(イングランド代表MFジョーダン・)ヘンダーソンを右サイドに置かせたんだ。次は彼をもっと評価してあげてくれ」
なお、アーセナルが5-0で勝利した昨年10月30日の第14節ノッティンガム・フォレスト戦での冨安の総合評点はリバプール戦よりも高い「143」だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)