ドルトムントの19歳新星が今夏バルサ移籍を固辞した理由 「毎週日曜日に主役となるなら…」

「いつか僕はバルサでプレーする」とデンベレが“心のクラブ”を明かす

 ドルトムントの19歳の新星FWウスマン・デンベレは、今季フランス1部のレンヌから複数クラブが獲得に動くなかでドイツ強豪への移籍を決めたが、スペインの名門バルセロナ行きを熱望しながら固辞した理由を明らかにしている。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。

 デンベレは昨年秋にレンヌでトップリーグデビューを果たし、26試合12得点と大爆発。瞬く間にリーグ最優秀新人賞を獲得した。そして熾烈な争奪戦が展開された末に、スピードスターは新天地にドルトムントを選択。オファーを受けながら固辞したクラブの中には、バルセロナも存在した。

 だが、実はバルサこそがデンベレにとって意中のクラブだったようだ。本人は「(バルサ移籍は)今じゃない。なぜなら毎週日曜日に輝ける主役にならなければいけない。でも、いつか、僕はバルサでプレーするだろう」と語ったという。

 8月にフランス代表に初選出された期待の高速ウインガーも、バルサではFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールという世界最強3トップ「MSN」の控えに過ぎない。リーグ戦での活躍はおろか、出場機会を手にすることもままならないと判断したという。

 

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