ドルトムントの“83億円エース”にチェルシーとマンCが接近 来夏プレミア参戦か

プレミア勢2クラブがオーバメヤンへのオファー準備と、英紙が報じる

 ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが来夏にドイツを離れ、イングランド・プレミアリーグに参戦する可能性を英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 レポートでは、移籍金6500万ポンド(約83億円)とも言われる韋駄天ストライカーに対し、オイルマネーで潤うチェルシーとそれに並ぶ資金力を持つマンチェスター・シティの2クラブがオファーを準備しているという。

 ドルトムントでサイドアタッカーからセンターフォワードにコンバートされて得点力に磨きをかけたオーバメヤンは、2013年夏の加入以後、公式戦152試合で87得点をマーク。パリ・サンジェルマンやレアル・マドリードも獲得を希望していると報じられるなど、今では移籍市場の注目株となっている。本人は「レアル移籍が夢」と公言していたが、来夏に旅立つ先はプレミアリーグになりそうだと伝えられている。

 ドルトムントは今季開幕前に前主将DFマッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)、MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、MFヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・ユナイテッド)と攻守の柱がこぞって移籍した。過去にもドルトムントでワールドクラスに上り詰めたFWロベルト・レバンドフスキをバイエルンに引き抜かれたように、好調を維持するオーバメヤンをこれ以上クラブに留めるのは困難を極めるかもしれない。来季はチーム最大の得点源であるエースまでを失う可能性が高まっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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