英紙がスポーツ史に残る「長期出場停止となった15人」を選出 サッカー界の最長は…

天才マラドーナは15カ月間の出場停止に

 元ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥは、チェルシー時代にドーピング検査でコカインの陽性反応が検出され、7カ月間の出場停止となり、クラブからも解雇された。

 ドーピングに関する問題はこれだけにとどまらない。マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは、03年9月にドーピングテストを受けなかったために8カ月という長期出場停止となった。これにより、同氏は04年の欧州選手権に出場することができなかった。

 9カ月間の処分を受けたのは過去に2人。01年、チェルシーでムトゥの件以前に元オーストラリア代表GKマーク・ボスニッチがドーピング検査で陽性反応が出たとして出場停止処分を下され、後に解雇されている。また、ユナイテッドで栄光の背番号「7」を背負ったエリック・カントナ氏が、観客席のファンにカンフーキックを見舞って処分された一件は、サッカー界で最も有名な事件の一つと言えるだろう。

 ここから先は、全て1年以上の出場停止となった選手たちだ。アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナは、1994年アメリカW杯ナイジェリア戦後のドラッグテストでコカインの陽性反応を示し、大会からの追放と15カ月間の出場停止となった。

 

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